ハンドメイド作品をインスタグラムで販売している方、
これから販売してみたい!と思っている方も多いと思います。
販売をする上で、設定しておきたいのが、インスタグラムのプロアカウント!
結論から言うと、ハンドメイド販売をしているなら、プロアカウントは“使わないともったいない”ツールです!
このブログでは、初心者の方でもわかるように、プロアカウントのメリットや設定方法、売上につながる活用法まで徹底的に解説します。
これを読めば、あなたのインスタが「見るだけ」から「売れるアカウント」へ一歩近づくはずです!
ハンドメイド作家にインスタのプロアカウントは必要?【結論:メリット大】
そもそもプロアカウントって何?
インスタグラムには、個人用の「個人アカウント」と、ビジネス向けの「プロアカウント」の2種類があります。
プロアカウントには、さらに「ビジネス」と「クリエイター」の2つのタイプがあります。ハンドメイド作家さんの場合どちらでもOKですが、お教室などの実店舗がある場合はビジネスアカウントの方がオススメ。自分の活動スタイルに合わせて選べます。

私は実店舗があるので、ビジネスアカウントにしています。
「個人アカウント」「クリエイターアカウント」「ビジネスアカウント」の違い
項目 | 個人アカウント | クリエイターアカウント | ビジネスアカウント |
---|---|---|---|
対象ユーザー | 一般ユーザー向け | インフルエンサー・アーティスト・ブロガー向け | 店舗・企業・ブランド・商品販売者向け |
インサイト(分析)機能 | ❌ なし | ✅ あり | ✅ あり |
連絡先ボタンの設置 | ❌ なし | ✅ メール/電話などのボタンが追加可能 | ✅ メール/電話/ルート案内など追加可能 |
カテゴリ表示 | ❌ なし | ✅ 「ブロガー」「アーティスト」など表示可能 | ✅ 「小売業」「ローカルビジネス」など表示可能 |
投稿の予約・管理 | ❌ なし | ✅ Metaツールで可能(制限あり) | ✅ Metaツールで可能(おすすめ) |
広告出稿 | ❌ できない | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
ショッピング機能(商品タグ) | ❌ 使えない | ✅ 条件付きで可能 | ✅ 条件を満たせば利用可能(審査あり) |
DMの分類機能(受信箱) | ❌ すべて同じDM欄 | ✅「メイン」「一般」で分類可能 | ✅「メイン」「一般」で分類可能 |
推奨される使い方 | プライベート利用 | コンテンツ配信・フォロワーとの交流 | 商品・サービスの紹介・集客・販売 |
プロアカウントにすることで、「インサイト」などの分析機能や、カテゴリ表示、連絡先ボタンの追加が可能になります。
プロアカウントにすると何が変わる?
「見た目はほとんど同じでしょ?」と思うかもしれませんが、プロアカウントには販売や集客に役立つ機能がたくさんあります。
たとえば:
- 投稿やストーリーズの閲覧数、保存数などが見られる「インサイト」
- アカウントのプロフィールにカテゴリ名(例:「アーティスト」「製品・サービス」など)を表示できる
- お問い合わせボタンで、DM以外の連絡方法を案内できる
つまり、プロアカウントは「見てもらう」から「買ってもらう」ためのアカウント作りにぴったりなんです。
ハンドメイド販売に活かせるポイントとは?
ハンドメイド販売では、「あなたの作品がどんな人に届いているか」や「どの投稿が反応が良いか」を知ることがとても大事です。
プロアカウントなら、インサイトを活用してこれらが可視化できるので、次の投稿や商品の参考になります。
また、プロフィールに「アーティスト」などのカテゴリを表示することで、プロらしい印象を与えることができ、信頼感アップにもつながります。
インスタをプロアカウントに切り替える方法【初心者OK】
切り替え手順を画像付きで解説
プロアカウントへの切り替えは、スマホからたった1分で完了します。
以下の手順で簡単にできますよ!
【手順】インスタをプロアカウントに切り替える方法
1:インスタアプリを開いて、自分のプロフィール画面へ
2:右上の「三本線(≡)」をタップ → 「設定とアカウント管理」を選択
3:「アカウントの種類とツール」 → 「プロアカウントに切り替える」をタップ
4:「ビジネス」か「クリエイター」を選ぶ(ハンドメイドならどちらでもOK)
5:カテゴリを選択(例:「アーティスト」「クラフト作家」「製品・サービス」など)
6:必要なら連絡先情報を入力して完了!

カテゴリや連絡先は後からでも変更可能なので、まずは気軽に始めて大丈夫です♪
アカウントを元に戻す方法も紹介
「やっぱり個人アカウントに戻したい…」と思った場合も安心してください。
以下の手順で、いつでも戻すことができます。
【手順】プロアカウントから個人アカウントへ戻す方法
1:内容を確認し、「切り替え」を選べばOK!
2:プロフィール画面 → 「≡」 → 「設定とアカウント管理」
3:「アカウントの種類とツール」 → 「個人用アカウントに切り替える」をタップ
プロアカウントのメリットとデメリット【実体験あり】
メリット①:インサイトで反応が見える
プロアカウント最大のメリットは、「どの投稿が人気か」が一目でわかることです。
たとえば、
- 何人が見たか
- 保存された数
- フォローされたきっかけになった投稿
などが確認できます。
これにより、「売れた作品の特徴」や「次に投稿すべき内容」が見えてきます。
閲覧数などが確認できるインサイト画面


メリット②:カテゴリ設定でプロっぽく
プロフィールに「アーティスト」「製品・サービス」などのカテゴリが表示されることで、
アカウントの印象がグッとプロフェッショナルになります。
特に初見のユーザーにとって、「この人は販売してる人なんだ」と伝わりやすくなり、信頼感もアップします。
デメリット:住所表示や身バレのリスク?
「ビジネスっぽくなるのはいいけど、個人情報が表示されないか心配…」という方も多いですよね。
安心してください!
住所や電話番号の表示は任意なので、設定しなければ一切公開されません。
ただし、「連絡先」ボタンをつけたい場合には、メールアドレスや電話番号を入力する必要があります。
ハンドメイド作家向け!プロアカウントのおすすめ設定
カテゴリは「アーティスト」or「製品・サービス」?
プロアカウントでは、プロフィールに「カテゴリ(業種)」を表示できます。
ハンドメイド作家におすすめのカテゴリは以下の通り:
- アーティスト:作品重視で世界観を見せたい人向け
- クラフト作家:ハンドメイド作家としての立場を明確にできる
- 製品・サービス:ショップ的な運用をしたい人向け
✨カテゴリ名はプロフィールに表示するかどうかを選べるので、「表示したくない」場合は非表示にもできます。
自己紹介文に入れるべき3つの要素
プロアカウントでは、プロフィールの印象が命。
たった数行でも、次の3つを意識するだけで印象が大きく変わります。
1:何を作っているか(例:レジンアクセサリー/ベビー向け布小物など)
2:誰のための作品か(例:育児中ママに/大人かわいい女性に)
3:どんな想い・特徴があるか(例:1点もの/ギフト対応/やさしい色合い など)
💡例:
「育児中ママの“ちょっと嬉しい”を形に🌷
布小物&レジンアクセサリーを制作しています。
DMでご注文OKです!」
投稿のコツと売れるインスタに変えるヒント
プロアカウントで魅せるための投稿には、以下のような工夫を取り入れてみましょう:
- 統一感のある写真(明るさ・背景・色味)
- 作品の魅力が伝わる角度やアップ写真
- キャプションに「使い方」「おすすめポイント」「価格」などを記載
- #ハンドメイド好きさんとつながりたい などの関連ハッシュタグを活用
定期的にインサイトを見ながら、「どんな投稿が反応が良かったか」を分析していくのがポイントです♪
プロアカウントを活かす!集客と販売につながる使い方
インサイトで人気投稿を分析しよう
インサイト機能を使うことで、下記のような情報がわかります:
- どの投稿が保存・いいね・シェアされたか
- ストーリーズの離脱率や閲覧数
- フォロワーがよく見ている時間帯・曜日
これらの情報を元に、「見られる投稿」「反応されやすい投稿」を増やす工夫ができます。
ストーリーズ・ハイライトの活用法
ストーリーズは「フォロワーと距離を縮める」のに効果的なツール。
ハンドメイド作家なら以下のような使い方が◎
- 制作過程やアトリエの様子を投稿(親近感アップ)
- 新作告知や限定販売のお知らせ
- 購入者の声やレビューの紹介
さらに、ハイライトを使えば、「注文方法」「ギャラリー」「プロフィール」などを常にプロフィールに表示できます!

ハッシュタグとDMの活かし方
ハッシュタグは発見されるチャンスを増やす鍵。
以下のようなタグをバランスよく使いましょう:
- #ハンドメイドアクセサリー(作品系)
- #ママコーデ(ターゲット系)
- #minne販売中(販路系)
- #プレゼントにおすすめ(用途系)
また、DMでの注文受付を案内することで、フォローから購入までの流れがスムーズになります。
まとめ|プロアカウントは「使い方次第」で大きな武器に!
プロアカウントは、ハンドメイド販売をしている人にとって心強い味方です。
- インサイトで反応が見える
- プロフィールを整えて信頼感UP
- ストーリーズやハッシュタグで集客UP
…などなど、活かし方は無限大!
最初は不安でも、一歩踏み出して使ってみることで、新しいお客さんとの出会いや売上アップにつながります。
あなたの「作品が売れるインスタ」を目指して、今日からプロアカウントを使いこなしていきましょう♪
「今は個人アカウントだけど、プロアカウントに切り替えたほうがいいの?なんだか難しそう…」